寝違いのセルフケア
つくば市春日・研究学園の春日整骨院です。
寝違いのセルフケアについてのお話です。
ある日突然やってくる寝違い
就寝中に急に首が痛くなった!起床時に起き上がろうとしたら激痛になり首から背中に鉄パイプでも入れらたような硬まりが出来てしまった等の症状がおこります。
就寝中の首や身体が捻じれるような姿勢からの体位変換時に発症します。またパソコンやスマホ動作が多く首背中の疲労蓄積が下地になる事が近年圧倒的多数を占めています。就寝中の環境として小さな子供やペットと一緒に寝ていて、自分が無理な体勢で一晩寝る事になる等が近年増加傾向にあります。
朝起きて寝違いで痛めていたら
寝違いの症状にも個人差がありますが、首を動かすのが辛い程に強い場合、先ず患部を冷やしてあげて下さい。氷嚢がベストですが、氷やビニールに入れている余裕がない場合は保冷剤やアイスノン、冷やしてある缶やペットボトル等を代用して下さい。この際に肌を痛めないように濡れタオル等でくるんでおくようにしておくと良いでしょう。
また近年熱中症対策グッズで見かける「首に引っ掛ける冷却リング」等もお勧めです。複数所持していれば2〜3個重ねて巻くと首のアイシングだけでなく、コルセット代わりにもなり簡単な固定にもなります。
次に姿勢ですが首を痛めると後方や側方に傾ける傾向にありますが、これは可能な限り短時間でいる事が望ましいです。痛めた筋肉を縮めて疼痛緩和を行う姿勢ですが、長時間これらの姿勢を続けるたバランスの崩れによる2次損傷や傾き過ぎによる血管や神経の長時間圧迫から手のしびれ、頭痛吐き気、目眩を起こす事があります。
この際は首を傾けず出来るだけ正常なポジションに戻し、代わりに肩を上げて首に近づけて下さい。特に撫肩タイプにお勧めです。
入浴について
受傷直後から12時間以内は腫れが強く出る為、シャワー程度を推奨致します。
湿布処置について
推奨のタイミングとしてアイシングや疼痛緩和姿勢等を行い最後に湿布をして下さい。最初に湿布をすると、他のセルフケアを疎かにする傾向があるからです。
温湿布は肩こり緩和系でなく冷湿布やロキソニン配合タイプを推奨します。簡易の固定代わりにもなります。
程度の低い症状であればこれらのケアには開放に向かいます。やってみたけどやっぱり辛い!という方、1〜2日様子をみたが変化が乏しく痛みが続く場合、数日後に予定を控えていて早く良くなりたい等の方は速やかに医療機関における治療を推奨致します。
春日整骨院でも寝違いに特化した治療法を用意しておりますのでお気軽にご相談下さい。